>Requiem 毎年12月に開催されている神戸ルミナリエは今日で閉幕です。 また今年も行く機会を得ず・・・ 先日の見かけた新聞記事をご紹介。 『6才で阪神大震災に被災した女性らが、家族やボランティアへの 感謝の気持ちをつづった手紙を読み上げるラジオ番組が14日 神戸市長田区のコミュニティー放送局で放送される』 制作をしたのは関西学院大の学生で、授業の一環として 制作されたそうですが、当時はまだ幼くて言えなかった 「ありがとう」を電波に乗せたそうです。 今二十歳前後の彼ら彼女らが、自ら「被災体験を覚えている 最後の世代、感謝の気持ちをずっと伝えていきたい」と 話しています。 でも、当時すでに大人であった私たちにとっては そんな子どもたちの存在そのもの(我が子を含めて)が 感謝の対象だった気がします。 どんな状況でも、未来を信じて疑わずに 楽しむことにどん欲な子どもたちの姿というのは 沈みがちな被災地にとって、救いだったんじゃないでしょうか 災害から、1,2ヶ月、子どもをつれてそれぞれ実家などで 過ごしていたのですが、帰ってきた時、もといた団地の年配の方から 子どもの声が聞こえなくて淋しかったと言って頂きました 一歩間違えれば騒音にもなりかねない、幼児の声なんですけどね(^^ゞ 守るべき存在があるということが復興の力になったのは 言うまでもありません。 |