>Requiem

その9・・・・鳥取の地震・・・

10月6日金曜日、鳥取県西部で大きな地震がありました。
被害に遭われたみなさま、お見舞い申し上げます。
私はちょうどその頃友人と車で信号待ちをしていたんですが
橋の上だったためしばらく地震だと気がつきませんでした(^^;
あまりに揺れるので、気がついて「怖かったねえ・・・」で
そのまま買い物に行き、すっかり地震の事は忘れていました。
帰ってきてしばらくしてから、鳥取で大きな地震があったことを知りました。
震度は阪神大震災に勝るとも劣らないくらいだったのに
人口密度や火を使う時間ではなかったなどなど、被害は
少なかったと報じられます。
確かに死者が出なかったのは、ほんとうによかった。
だけど、負傷者97人、全壊住戸123件、半壊住戸248件
断水6戸、避難を強いられている人78人。
(10月17日鳥取県HP調べ)
確かに阪神大震災に比べると被害は少ないと言えるかも
しれません。だけど、実際被害に遭ってる人にとっては
被害の大小は関係ないですよね(^^;

鳥取で地震があったとき、東京でこんな会話を
聞いた人がいるそうです。

「震度6って、どんなんだろうね」
「なんせ俺ら震度4までしか知らないもんね」

正直な感想なのかもしれません。
私だって阪神大震災を体験したからこそ
鳥取での地震の事も(最近すっかり報道もされなくなりましたが)
気にかかりますが、そうでなかったらそれこそ「対岸の火事」
くらいにしか思っていなかったかもしれません。
震度4しか知らない若者が、そのあと自分に何が出来るのか
考えてくれていれば、と思います。
そういう私だって、出来ることは募金くらいのものです(^^;
でも中には、発生1時間後にはボランティアに向かった人たちもいるんです。
その時に自分が出来ること、出来たらいいなあと思います。

今回は新しい記憶でした


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