>Requiem

その89・・・『緊急地震速報』・・・・


2007年10月1日から一般向けの広範囲な提供が開始された
緊急地震速報。耳にされた方も多いのではないでしょうか

仕組みは気象庁のサイトをご覧くださいませ


大地震の発生をいち早く知らせるシステムですが
いち早く・・と言っても、最大でも十数秒から数十秒・・
情報を知り得てから、発生まで秒単位でしか時間はないわけです。

このシステムが一般家庭にあっても、どれほどの機能が果たせるのか
甚だ疑問ですが(受信システムも高額ですしね)
ある程度の公共施設においては、有益ではないかと。

もちろん万全な時間ではありませんが、例え10秒でも
とっさの行動が適切にとれれば、少しでも被害が軽減するのではないでしょうか。

今実際にどれくらいのシステムが機能しているのか、わかりませんが
最終的に考えられているシステムとしては、列車の運転制御、
高度道路交通システムへの速報の組み入れ、運転中の車両への通知や誘導、
信号機制御や交通規制、空港での離発着規制などなど。
そういうところに、緊急地震速報が発表されると同時に
自動的に制御システムが作動するようになれば、安全性はずっと
高まるのではないでしょうか。

もちろん、タイムラグや誤報など、問題点は多々あるようですが
少しずつクリアして万全なものになっていけばいいなと思います。

でも実際、数十秒後に大地震が起こるとアナウンスされて
より安全な行動がとれるように心がけないといけませんね。
数十秒あるなら!と、逆に欲張った行動をしないようにしなければ・・・







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