>Requiem 毎月レクイエムを書いていますが、日本国内はもとより 世界に目を向けると、ほんとに毎月のように地震による 災害が起こってるなあと感じます。 先週、12日にもインドネシア・スマトラ島が大地震に見舞われました。 亡くなった方も多いこの地震 地震直後に住民が一斉に避難し、津波の直撃を受けながら 一人も犠牲者を出さなかった集落があるそうです。 04年のインド洋大津波があってから、地震の度に 自主的に避難するようになったそうです。 300世帯が暮らす集落だそうですが、みんなが津波の恐ろしさを 痛感して、少しの揺れでも非難する意識は素晴らしいですね。 同じ海辺に暮らす私も、もう少し真面目に津波対策 考えた方がいいな・・と反省しました。 そしてもう一つ興味深かったニュース この地震で木や竹を建材に用いた伝統家屋の方が 被害が軽微だった可能性が高いことが、わかり、 調査団は「伝統工法は、近年一般的になったれんが建築の 住宅より耐震性に優れている」として、分析を進めているそうです。 昔から地震が多かった土地で、人々の知恵が耐震性の高い工法を 生み出したといえるのでないかと、記事は締めくくっています。 きっと日本も同じように、木や竹や土や、自然素材で 作られた日本家屋の方が色んな意味で日本という風土に 合っているんでしょうね いくら現代の研究開発が進んでいるとはいえ 先人の知恵をおろそかに出来ないのは 何事においてもだなあ・・としみじみ感じます |