☆関西地域コミュニティFM限定のスペシャルプログラム「縁を結いて」

パーソナリティは小島麻子さん

>さっそくご紹介しましょう

剛「はい、え〜堂本剛です、よろしくお願いしま〜す」

>関西地域ということで、奈良ご出身の剛さんですが

剛「そうですねえ」

>地元という感じでしょうかね?

剛「まあ、そうですね。これが関西地域に流れるっていうことを意識すると、よりなんていうんですかね、いつも東京だったり色々な様々なところでラジオさせてもらってますけど、うん、やっぱふるさとに近くなるのでラクはラクっていうか。はい、気分も、うん、より自分らしくなっていくのかなっていうのはありますよね」

>出来ればほんとは地元の言葉でしゃべりたい?

剛「そうですね、ま、僕は基本的にそうですね、そこまで、奈良なんであんまりキツイ関西弁は正直なくてですね」

>あ、そうですか

剛「そうなんです。テレビとかね、ああいうのではわざと、それこそ大阪弁とか、なんかわざと使ったりしますけど。奈良の人は僕が今しゃべってるよりも、えーっと3倍くらい遅いんですよね、しゃべんのが。すごい遅いですね。で、えっと・・話の中心というか、目的にたどりつくまで結構時間がかかるんです。あんな、ぼくな、こないだな・・・おかあさんとな、みたいな。だから何をしたん、オマエっていうのが、すごい時間かかるんで、それをそれを東京に来た時にすごい指摘されたんですよ。早く内容をいえ。それで芸人さんの色々見て、勉強して、その前を切るっていう努力して今に至るんですよね」

>そうですか(笑)

剛「そう、だから、えーっと、こんな感じなんですよ、普通はね。一応なんていうんですかね、ラジオもね尺とかありますから、だからまあスピーディーかつ自分らしくいこうと思うんですけど」

>今年は6月に奈良でライブがありまして、そして9月の2日から3日間、京都の平安神宮でライブがあった・・ただ、この時はちょうど台風でしたね

剛「はい、すごくてですね。初日と最終日っていうのは決行したんですけども。中日というのがですね、風速が強すぎて、平安神宮さんに風速メーターいれて、10秒以上何メーターを超えると危険だというのとかもちゃんとプログラム作ってましてですね、で、実際来て頂いても帰りの交通の便もありますし、あとはなにか機材がとんでいきまして、平安神宮さんの建築物に対して危害を加えてはいけないとか色々なことを考えましてですね、ギリギリまでねばったんですけど、ちょっと中止させて頂く結果になったんですよね」

>実際その中で初日と最終日やられたわけですよね、どうでしたか?

剛「初日は・・そうですね、雨が・・えっと「縁を結いて」という楽曲を歌ってるときにですね、歌詞の中に古都の国でかぜうたうっていう歌詞があるんですが、そのかぜうたうっていうのは、風、歌、雨とかいて、かぜうたう、っていう、造語を作って歌ってたんですけど、その雨ってキーワードが入ったところだけ、雨がふりましたね。それで・・水ひとしずくがどうこうでって、水のことをずっと歌ってるところで、雨が降ってたんですけど、その後の、あふれ出した涙に沈んだ、っていう歌詞に入っていくんですが、エンディングには雨がやんで、そこだけ雨降ってたんですよ。だからみんな、演者も剛くん何か持ってるなとか言うてはったんですけど、僕自身もびっくりして、その時に雨がぶわっと降ったんで、で、降っちゃったんでこのあと降り出しちゃうのかなと思ったら、そこだけで、止んでたんで。不思議な雨でしたけど。3日目は楽器濡れてもいいから、テントとりたいっていって、全部取って、演奏したんですけど。まあ、途中やっぱ降って来ちゃいましたけど、雨とレーザーがあたるとキレイだったりするんですけどね。まあ、みんな楽器のこともあるんで、冷や冷やしながら、僕も含めてやりましたけど。自然と一緒に共存出来たという意味では、すごく貴重な体験させてもらったなっていう、そんな二日間でした。中日これなかった方、ネットを見ると、うん・・・、みなさん残念がってらっしゃったけど、福島の方から今行きますって人だったり、北海道から行きますとか色んな方いらっしゃったんで、でもその電車だ飛行機だ、来る途中に連絡が入って、今から折り返してかえります、とかって方もいらっしゃったんで、あるいは京都にはいっちゃったんで観光してかえります、とか。ま、でも台風だったんで、そんな観光もままならなかったでしょうけど、みなさん文句一つ言わず、行けなかった人達のことを思いやりながら、ネット上で言葉をなげてはったんで、開演時間の時にはみんなで一緒に空を見上げましょう、っていうふうな話になって、僕自身も食欲もわかなかったんで、ヨーグルトだけ食べて、ほいでホテルから空をずっと見てましたね。みんな、僕も含めてライブやりたかったんで、すごい残念やなあ、って」

>そう考えると全国からのファンの方の思いが平安神宮の周辺に集まって、それがなんかこう上に行くような・・

剛「上に行くような、なんかまあ、そういうローカル感というんですか、ローテク感っていうんですかね、ローテク感って今大事かなと思うんですよ。なんかそのみんなで同じ時間に空を見上げるみたいな、そういうローテク感は、僕はんあか面白いな、これだけ技術が発展してる中でね。でもこれってやっぱり人間が持ってるすごい力だと思うんですよ。なんかこう想いをはせるというか、そういうものがこれからすごく必要だなって、みなさんのアクションに対してすごく思ったんですよ。こんなことってあんまりないやろなって、ライブ中止になって、じゃあみんなで開演時間空を見上げましょうみたいな、あんまないと思うんですけど。なんかみなさん、そんなんしてくれはって、だから僕もしなきゃなと思って。ずっと見てました」

>昔はおそらくね、みなさん満月だったらみんな見てるなっていうのあったかもしれないですけど、今って逆にね、ツイッターとかの技術で、今月がキレイだよなんていってみんなが見てる、それがすごく、なんていうんでしょう・・

剛「ローテク、ハイテクとね、一緒になってる発想ですよね。みんなが共有するものが一つ変わると恐ろしいですけど、それがものすごく日本古来、いわゆる秋、秋口っていうのが月が一番キレイに見えるとされてたりするから、なんかそういうね知識がこんにちまで続いていてでもその、月をとらえるとらえかたっていうのが、今の人間と昔の人間と変わってきてますけどなんかそういう、昔の人々が楽しんだ遊びとか、昔の人々が重要視したものっていうのは、僕達にとって大事だと思うんですよ、だからなんでこんなとこに神社あんねやろ、なんでこんなとこにに寺があんねやろってみんなでひもといてったら、昔そこに災害が、自然の災害があったから建ってたりってこととかもやっぱりありますよね。被災地の方では、そうでしたけどもここまで波が来たから、ここに神社を建てたんだ、奉ったんだ、神様に守ってもらおうと思ったんだ、っていうようなことで神社がぶわーって建ってたりすることがありますよね、だから地域によって違うと思うんですけど、被災地の方ではそういうふうになってたりっていうのがあって、だから人々の願いとか、そこに想いをはせたり込めるっていうことって、ものすごく過去を勉強出来るのがすごくあるんで、昔の人々が、こう生きてましたってことを勉強したら、今の自分たちがどれだけ優れてるかとか、どれほどおろかなのかっていうのがすごく見えてくるので、僕はなんかそういうのが、なんかライブ出来なくて寂しかったですけど、楽しかったですね。部屋でなんかこう、見てる感じっていうのは。UFOとか出てこーへんかな、と思いながらずっと見てたんですけど。実際でもね、なんかファンの方が写真とって、あげてましたけどね。平安神宮の上にUFO出てましたよって」

>ほんとですか?(笑)



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