光「ああ・・あとさ・・ごめんね、広げて」
剛「すごいしゃべるね、携帯ですごいこんなしゃべると思わへんかった」
光「あの端末だけ売ってくれって思わへん?」
剛「端末だけ?」
光「で、オレ親に今頼んでんねん、携帯持ってへんねんけど」
剛「ああ、はいはい」
光「あの、もう機械だけさくれたらさ、カード差し込みかえりゃさ、自分のものになるわけやん」
剛「ああ、はいはいはいはい」
光「だけど、カード持ってこいだの、前の機種持ってこいだの」
剛「アレややこしいよねえ」
光「ええがいなって。それ買うからよこせやって」
剛「確かにそやな。あの・・ほんとに段取りめんどくさいね。だから携帯換えんのめんどくさいな思う」
光「なんか、色んな・・色んな防止策なんかな」
剛「いや、でもぉ、逆にやで、逆に信用できへんと思うけどな、オレその方が」
光「うん、なんか・・めんどくさいなあ思て」
剛「だって、他人様に預けんねやで?」
光「そうそうそう」
剛「親に預けるまでは全然ええけどさ。そっから、他人様に行くねんもん」
光「そう、だから昨日データをね、データを移行する」
剛「買って」
光「ために、この機種を持って行くためにはさ、中のデータを完全に消去したいと思ったの」
剛「した方がいいよ」
光「で、さらに古い携帯にそのデータを移して」
剛「流し込んで」
光「コレ消去して、持って行くようにしたのね」
剛「うん」
光「このめんどくさい作業やな思って。そやねん」
剛「ま、でもそういう風にした方がいいよ。だって自分がさあ例えば芸能人の友達の、番号とかさ、そんなんとかもさ」
光「オレ、思いっきり普通にその人の名前で入ってるからね」
剛「それ芸能人がやることじゃないですよね」


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