>Requiem

その78・・・『お風呂の水』・・・・

新潟中越地震から2年経っても、まだ仮設住宅に暮らすことを
余儀なくされている方がたくさんいらっしゃいます。
それでも、阪神淡路大震災を教訓に、コミュニティごとに
入居したので、近所づきあいがそのまま引き継がれて良かったという声も聞き
嬉しかったです。
とはいえ、新潟の寒い冬を不便な仮設住宅で過ごさなくてならないんですね(^^ゞ
一日も早く、みなさんが落ち着いた生活が出来ますように。

阪神間でも、長い間仮設住宅がそこここにありました。
今は公園やグランドになっていますが、時折ここでたくさんの人が
暮らしていたなあ・・と思い出します。


ところで先日友達と話していたら、最後にお風呂に入った人が
お風呂の水を抜いて掃除するという話をしていました。
そうしてらっしゃる方も多いんじゃないかと思います。
汚れも落ちやすいし、合理的ですよね?

でも私は震災を経験してから、常に浴槽に水がないと不安です。
とはいえ、当時も残り湯を洗濯に使う為に、浴槽に水があったにもかかわらず
洗濯に使ってしまって、断水になってから慌てたのですが(^^ゞ

災害対策として、食べ物や飲み水は備蓄してあっても、
たちまちトイレの水が困るんです。
そんな時に浴槽に残り湯があれば、しばらくはしのげますしね。

最後に風呂掃除して終わる習慣があると、なかなか変えるのは
難しいかもしれませんが、バケツ一杯でも汲み置いておくのはどうでしょう?
いつ何時災害が起こるかもしれません。備えあれば憂いなしです。







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