>Requiem

その73・・・「パンの缶詰」・・・・

先月のことですが、5月26日ジャワ島で大きな地震がありました
学校や地域などで募金活動などをしています。
ジャワ島で地震があってすぐ栃木県のパン製造会社が
被災地にパンの缶詰を支援したと新聞に載っていました。

阪神大震災発生時に、トラックに菓子パンなど2千食分を積み
栃木から神戸へと向かったのですが、交通事情の悪さなどから
数日後に到着したときは、無添加のパンは、しばらくすると
カビが生え、全部食べてもらえなかったそうです。

乾パンのように長期保存が出来て、しかも焼きたてのように
おいしいパンを作って欲しいと被災者からの声もあり
試行錯誤の末、パンの缶詰を商品化するに至ったと。

その後の新潟県中越地震などにも無償で贈ったり
今回のジャワ島地震でも、1000缶を無償提供したそうです。

災害をきっかけに開発され、またそれが災害の役に立つ
とってもいいことだなあ・・・と思うのですが・・・・

被災地に支援した時に、1缶あたりどの程度のパンが入ってるかわかりませんが
例えば1000缶提供すれば、1000缶のゴミが出るわけですよねえ。
そのゴミの処理は大丈夫なのかな???と考えてしまいます。
今後は長期保存出来て、さらにゴミも出ない物も開発して欲しいなあ(笑)

ただ、家庭単位で備蓄しておくにはとてもいいと思います。パンの缶詰。
備蓄していても、賞味期限が来る前には食べてまた新しいのを
そろえておくわけですが、災害時でもないのに、乾パンを食べるのは
なーんか味気ないですもんねえ(笑)
その点焼きたてが味わえるパンの缶詰なら、食べるのも楽しみかも。




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