>Requiem これと思う震災に関するニュースがあるとメモしたり 新聞を切り抜いたりしていますが、そう苦もなく毎月そんな話題がある ・・ということが、ここが被災地であったことを思い出させます。 『はるかのひまわり』をご存じでしょうか? 阪神淡路大震災で当時11歳だった「はるか」さんが犠牲になり その夏、自宅跡地に咲いたひまわりの花から種をとり 『はるかのひまわり』と名付けられ復興の希望として 神戸市内に配られ輪を広げています。 また、先日はもっと各地に伝えようと神戸空港で 搭乗者に配布されたそうです。 テレビのドキュメンタリーにもなっていたのでご存じの方も 多いのではないでしょうか? 恥ずかしながら私はつい最近まで知りませんでした。 比較的たやすく育てられる花を咲かせて、命の大切さを思う いいことだなあ・・と普通に思っていたのですが よくよく色んな話を読んでみると、ただそれだけではないことを 知りました はるかさんのお姉さんである「いつか」さん 当時15歳だった彼女がくぐり抜けてきた苦難を思うと 彼女が今、ボランティア団体に属してひまわりの種を 配ることが出来るようになった、その事がとても尊いことであると わかります。生きていくことが、生き続けて行くことが どれほど苦しい辛い事であるか。 本にもなっていますので、是非読みたいと思います。 *はるかのひまわり 加藤 いつか (著) *「はるかのひまわり」物語 NHK「はるかのひまわり」取材班 (著) |