>Requiem
その33・・・15人/6433人・・・・
今日は目覚ましをかけていたわけでもないのに
6時前に目が覚めました。
たくさんの魂のざわめきを感じたのでしょうか?
・・・考え過ぎかな(^^ゞ
震災当時4歳だったリクは、この春小学校を卒業し
中学生になります。
無事であれば一緒に中学生になったはずだった子供が
15人いるそうです。
「そのことを思いやったとき、あなたたちが今、ここにいる
ということはどれだけ尊いことであるかわかりません」
3学期が始まってすぐもらってきた”6年生のみなさんへお願い”という
お手紙の中の一文です。
災害復興担当の先生から、小学校を卒業するまえに
自分の命のことやこれから何ができるかなどを考えるきっかけに
して欲しいとのことで、8年前の地震の様子を思い出したり
家の人にきいたりして作文に書いて欲しいというお手紙だったのです。
正直、当時4歳だったリクは、その時のことを
ほとんどと言っていいほど覚えてません。
最初に揺れたとき目覚めた記憶がかろうじてあるくらいで(^^ゞ
その後、多少の不便はあっても、ほぼ普段と変わらない生活を
おくれたからなんでしょうね。
でも、そのお手紙の最後に書いてありました。
「もしもその時のことがあまりにもつらく、苦しいことならば
無理にとはいいません。書けるときまで、だれかに話せるときまで
そっとしておいていいです」
思い出すのがつらい子供も、確かにいるのです
けれど毎年容赦なく思い出させるのです。
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