>Requiem
その21・・・・伝えていくこと・・・
震災から7年経ちました
もう7年なんですね
アッという間だったような気がします。
今年も17日が近づくにつれて、意識していなくても
テレビや新聞で震災について報道されてるのを耳にしました。
なんとなく、今年のキーワードは「伝えていくこと」なのかな?
そう、私は感じました。
つい先日も、小学3年の次男が、ニュースで震災当時の映像を見て
・・・それは神戸が焼けている光景でした
「地震の時ってあんなんやったん?!」と驚いたのです。
当時、彼は2歳、無理もない感想なのでしょう。
地震によって多くの建物が倒壊し、沢山の命が奪われた
そう言うことは、学校でも教えられるのでしょう。
今日も校庭には、半旗が掲げられていましたしね。
だけど、あの日から、何も出来ずに、ただずっとテレビの映像を
見ることしか出来なかった、数日間
イヤと言うほど見ていた、ヘリコプターからの映像
為すすべもなく燃える神戸の街
寒い体育館に寝泊まりする人々
水を求めて並ぶ列
そういった初期の頃の、どうしようもない事実だけの映像
そういうものを、子ども達に見せてやりたいと思うのです。
記念館やセレモニーや、そういうまとまったモノではなくて
ただ起こっていた事のみを見て、何を感じるのか
それから何が出来るのか
自分で考える子ども達になって欲しいのです。
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