その１８・・・・２００１０９１１・・・

この日が後年、どんな意味を持つことになるのか・・・

ニューヨークはマンハッタン
世界貿易センターに突っ込んだ旅客機
爆発、炎上、そしてビルの崩壊・・・
日本時間深夜に放送されたニュースを見たときは
あまりのことに、「なぜ？」の言葉が渦巻き、
胃が痛くなるほどショックでした。
翌日も、まだ被害が広がる現場を、眉間にしわ寄せながら
ずっと見ていました。

そして、今朝。
ニューヨークの街角で、電話ボックスで、行方不明者の顔写真や特徴を書いた
ちらしが至る所に貼られている現場を見たときに
金網に、希望のメッセージが書かれた黄色いリボンが
無数に結ばれてるのを見たときに
初めて涙がとめどなく流れてきました。
残された者の想い
あまりにも悲痛です。

アメリカ同時多発テロについて、なんどか「阪神淡路大震災を思い出す」
という言葉を聞きました。
確かに、ビルが無惨に崩れた現場は、あるはずのない事が起こった点で
似ているかもしれません。でも、やっぱり違いますよ。
震災には、憎むべき相手がいなかった。
大地に報復してどうします？（＾＾；
犠牲になった方、命はどちらも重いものだけども
軽々しく口に出して、震災を思い出すと言って欲しくないと思いました。

同じように、テロ行為が「パールハーバー以来だ」であるとか
「むしろ原爆だ」とか。何に似ているかを論じても
なにも始まらないのに。
それよりも、報復行為に原子爆弾を使うこと、それだけはしないでくれと
声を大にして言えるのは、言うべきなのは日本人だけなのじゃないかと
思うのです。これは、小泉さんに言うべきでしょうか（＾＾；

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