>Requiem
その13・・・・震災から1ヶ月まで・・・
6年前の今日・・・地震の1ヶ月後にはライフラインも復活して
自分の家に戻っていたと思います。
そう思うと、不自由な生活をしていたのはほんの1ヶ月ほどの事だったんだ・・
と今更ながら思います。実際はもっと長く感じました。
同じ被災地である実家に身を寄せてすぐ、岡山にいる母の親戚から
荷物が届きました。ニュースを見てすぐ身の回りにあったものを
詰めて送ってくれたらしく、缶詰やらお菓子やら食べ物がほとんどでした。
それはほんとにラッキーで、それ以降に送られたものは、
道路事情等で、県内には来るけれどもそこから先は、届けられないといった
状態が続くのでした。まあ、それがもっとも・・と言う感じで
あんな直後にちゃんと荷物が届いた方が不思議だったのかもしれないです。
でも、ほんとにありがたかったですねえ。
それから、ダンナが妹を実家(山陰)に連れていったのですが
帰りにポリタンクに水を100リットル持って帰ってくれました。
これも、とっても貴重な飲み水になりました。
洗い物や洗濯の水はあっても、飲んだり調理に使ったり出来る水は
なかったので大事に大事に使ったものです。
実は同時に持ってきてくれた、名産の松葉蟹よりも、水の方が嬉しかったという(笑)
夜になると、幹線道路に近かった実家では、一晩中サイレンの音と自衛隊の車の
走る音が聞こえていました。
怖かったけど、震災後しばらくして、近くの公園で駐屯している自衛隊は
とても頼もしかったのを覚えています。
でも、もっとすぐに来てくれていたら・・・・・・
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