>Requiem

その122・・・『27年目』・・・・



阪神淡路大震災、27年目の今日も
朝5時46分に神戸の追悼集会の中継とともに
黙祷をささげました。

何年経っても、あの時のことは鮮明に思い出されます。
とっさにかばった隣で寝ていた次男は
今は遠い地で1人で暮らしています。

震災の恐怖をおぼろげながら記憶している長男の
息子がその時の次男の年齢に近づいていて
時の速さをしみじみと感じます。


トンガの海底火山の噴火で日本の沿岸にも津波が押し寄せるという
予想もしなかった災害があって、これが今後地球規模で
どんな影響があるかと思うと心配です。

明日の天気の予想は出来ても、天災の予想は出来ないもので
改めて、備えなければという気持ちになりました。



例年なら12月に行われている神戸ルミナリエも
2020年に続いて21年もコロナ禍で中止になってました。


様々な行事イベントが中止や規模を縮小して行われている
この2年ですが、震災の追悼行事も例外ではないですね。

1月に入った頃から新聞等でも阪神淡路大震災の記事が
目立ってくるんですが、今年はとても少なかった印象です。

もちろんコロナや他に報道すべきことがあるからでしょうが
風化していくこと、語り部がいなくなることを
危惧している人もいました。

とはいえ、私自身が他の地域の震災や災害について
ずっと心に留めているかと言うと
そんなことないないんですけどね

やはり自分が体験したことは
いつまでたっても忘れられない。


そして、今年はKinKi Kidsデビュー25周年ですが
このレイクエイムの「その1」で書いた
ファーストコンサートのパンフレットを思い出します。

デビューしたことも、25周年を迎えたことも知らず
震災で犠牲になった少女のことを。


ずっと忘れないと思います。