>Requiem

その121・・・『26年目』・・・・



阪神・淡路大震災から26年目

今朝も午前5時46分
神戸、東遊園地からの中継を見ながら
黙とうを捧げました。

あの日のことは、何年経っても忘れないし
今生きていることが奇跡だと、思えるのです。



昨年から続くコロナ禍において、何度も何度も
今震災が起こったらどうするんだろう?と考えています。

前回のレクイエムでも避難所が体育館というのはどうなんだろうと
書きましたが、今まさに体育館などに集まっての避難は
密も密、危険極まりないですよね。

例えばダンボールなどで間仕切りをするにしても
全体の換気がどれくらい出来るのか、食事をする時はどうするのか
考えただけで、ゾッとします。

どうか、災害が起きませんように。



話は変わりますが先日の新聞で知ったのですが
大災害の発生時に自治体が被災者向けに情報を届ける
臨時災害放送局というものがあり、阪神大震災の時に
兵庫県が開局した「復興通信FM796フェニックス」が先駆けだったらしい。

聴取エリアに住んでいたにも関わらず、当時はもちろんのこと
この記事を読むまで、全く知らなかったんですよね。

開設時期が、被災一ヶ月後だったこと、
そして存在が十分に周知されなかったことが
反省点としてあったそうですが、まさしく。



当時は、SNSはもちろん、インターネットも普及してなかったので
いったい情報をどのように得ていたのかと思います。

テレビやラジオ、新聞や近所の人の口コミが頼りだったのですね。

今はインターネットで早く情報を得られるようになりましたが
SNSを使えない高齢者や、あるいは停電になった時などには
ラジオは頼りになります。


東日本大震災直後には、30局が開設されたそうなので
今後もし災害があった時には、ラジオの臨時災害放送のことも
思い出してください。

そして防災リュックの中に、ポータブルラジオを是非。