>Requiem

その107・・・『東日本大震災から四十九日め』・・・・


今日が東日本大震災から四十九日めであること
各地のお寺で法要が営まれること
ラジオのニュースで知りました

そっと黙祷と、祈りを捧げるだけしか出来ません
亡くなった方に。
そして大切な人を亡くされた方に。


27日天皇皇后両陛下が、被災者をお見舞いされた時に
避難所にいる女性が、自宅跡地に咲いた水仙の花を
皇后さまに手渡した記事が載っていました。

阪神淡路大震災の時に、皇后さまが被災地に手向けられた
水仙の花のことは、みんな記憶に残っていたのですね。
その22「水仙の花」


先日ダンナが、震災後初めて山形に出張に行きました。
山形はそれほど被害がなかったのですが、営業所のある気仙沼や
たまたま休みで釣りに行って、津波に遭った人や
仙台空港の屋上で難を逃れた人や、色んな人の話を聞きました。

時々新聞で読む、被災された方の話もまさに九死に一生というものばかり
「死」と隣り合わせだった時間のことを考えると
いったいどんなものだったのか、想像することもできません


まだまだこれからどうやって復興していこうかと
考えはじめた入り口のような気がすることや
集まった支援物資が、届けられず積み上げられていることや
見通しの立たない仮設住宅や、なにより原発事故の行方や

遠く離れてのほほんと暮らしてる私でさえ
もやもやとすることが多々あるのに
被災地で暮らす人は、どんなにか様々な想いを抱えて暮らしているか


未だ、何万という人達が避難所で生活しています

お年寄りも身体の不自由な人も、子どもも、大人も。