☆2011.11.07☆ニッポン放送
「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンゴールド」
※KinKi Kidsは出演しておりません。拓郎さんと坂崎さんのお二人が話題にしているだけです。
坂崎さん(以下「坂」)「先週拓郎さんがKinKiKidsのニューアルバムに収録される曲をかかれたということ、でー明後日なんですか、発売は?」
拓郎さん(以下「拓」)「そっか」
坂「はいキンキのニューアルバムKアルバムというアルバムなんですけれど。またどうせ、どうせと言っちゃあれなんですけど、売れるんでしょうね(笑)」
拓「うーん(平坦に言う)」
坂「この中に拓郎さんが作詞作曲を手がけました危険な関係と言う曲が収録されています。久々ですかキンキ?」
拓「全抱き以来だね、全部だきしめて。」
坂「ですよねキンキ…」
拓「だから十年くらい、になりますかね」
坂「あのお会いしたんですか?」
拓「いや、あのずいぶん会ってないの。それでね、ケータイのねアドレスのメルアドが変わちゃってね。あのー剛はよく変えるんだよ。ホントによく変えるんだよ!」
坂「変えますよね」
拓「うん。だから剛は全然わかんなくなったんだけど、光一は長い間なんか…俺変えちゃったんだ最近(聞き取れません→「ずっ…俺とってこなくなって(?)」話の流れからすると「俺届かなくなって」かも)電話番号も変わったのかなって。
坂「じゃあ、この番組聴いてたら光一と剛、連絡して」
拓「聞いてないよ、わっはっは(←大笑いです)」
坂「メールしてください」
拓「あんまり有名人がこの番組聞いてない。小田和正くらい」
坂「小田さんくらいですかね。あぁ(おおたけ?)さんもたぶんたまに聞いてるって言ってましたよ」
拓「これ。(おおたけんいち?)さんも。かわっているねぇ(笑)ハッハッハ。結構ねぇだからこのキンキのシングル版でずっと曲を書いてきた人たちが松本隆や」
坂「おおぅ」
拓「山下達郎や、そういう人たちが曲をプレゼントした感じらしいんだな。」
坂「じゃあオールスターって感じですよね」
拓「まぁそうですね一応ね作家人は豪華だよ。確かに」
坂「で、拓郎さんは先週絶賛してましたアレンジですけど。CHOKKAKU(ちょっかく)っていう人らしいんですけど」
拓「こいつのアレンジ良かったなあ。」
坂「CHOKKAKUはでも広島県出身で拓郎さんの後輩みたいですね」
拓「それ知らなかったねぇ!広島に鋭いやつがいたね〜!」(←感心している感じの声です)
坂「やっぱり広島のこの修道大学」
拓「うん」
坂「昔の…(拓郎さんの声と被って聞こえない)…大学」
拓「広島音楽なかなか良いね、やるね。」
坂「そうですよねぇ」
拓「そりゃあね、CHOKKAKUさん僕ね全然存じ上げてなかったですけども、この危険な関係のね、アレンジはね俺好きです。すごく好きです」
坂「あの自分で拓郎さんは作られたのとはちょっとまたあれですか」
拓「かなり」
坂「違う方向とか…(また拓郎さんの声とかぶって→)アプローチが…」
拓「かなり俺がイメージしたよりは違ってると思うけど。
坂「拓郎さんあれね、作る時は結構しっかり作り込んで」
拓「昔はねぇ、うちでデモテープを完全に作ってて、で打ち込んで
坂「そうですよね」
拓「自分でやってたんだけど、今はあのぅ本当にアナログにやっているからカセットに」
坂「ギターだけで」
拓「ギター1本で、吹き込んでそのままカセットを渡してる。」
坂「そのまま渡しているんですか」
拓「そのまま渡している。そのまんまで。だからギターの弾き語りなのほとんど」
坂「あぁそうなんだ」
拓「だからあと、その、どうアレンジするかテンポを速くしたり遅くしたりキー変えたりどんなコーラス付けるかとか、それは自由ですからご自由にということで。」
坂「それじゃあアレンジャーは逆に言うと力量…」
拓「向こうはやりがいがある」
坂「そうですね」
拓「昔はねぇアレンジャーが泣いてたんだよ。もう出来上がっちゃているのを渡されて、こんなのもうどうにもならないよ。いじりようがないって言ってたんだけど」
坂「あのプライベートのアルバムなんかもそうですかねぇ」
拓「そうだね」
坂「拓郎さんが作ったデモデープとかは」
拓「そーデモテープどおりだね、ほとんどが。もう最近はカセットなんだよな。確かに逆にだから今アナログになっちゃてる。
坂「はいはい。僕全だきの時に拓郎さんのカセットだけでいただいたおぼえがあります。」
拓「あぁそうだね。あれはホテルで曲作れって言われてねぇホテル住まいしているときに、ほんの10日間くらいホテルで仕事があったんでいたんだ。その間に曲作ってくれって言われて、ほんの一週間しか時間が無かったんだよ。それであの詩が出来たって持ってきたんだプロデューサーがそれでこれに曲付けろってもう3、4日しかない。すんごい焦らされてさぁ、えーとこの、俺と(せおいづぞう?)が2部屋とって俺の部屋で俺が曲作って、すぐちょっと出来たらせおの部屋行ってこんな感じっていってその場でアイツがアレンジする」
坂「ははぅ(笑って感心している)」
拓「そういう感じだった。全部だきしめて」
坂「そうだったんだ。だからその貴重なテープ貰ったな俺。でも今回もそうだったんですね」
拓「そうだね」
坂「危険な関係と言うのはテーマはどんなあれだったんですか拓郎さん」
拓「これはねぇKinKiKids昔から俺知ってるじゃない」
坂「はい」
拓「それで昔から知っているんだけどーまぁKinKiKidsって俺から見ると危うい、危ない二人なわけ。どっちかっていうと僕に言わせると。」
坂「はいはい」
拓「そぉんなに(←「そ」をやたら強調)何つーんだろうなよどみなくさぁ、(坂崎さん「ぺたぺた」と言っている?)よどみなくぴったん なんでもかんでも二人で一緒にしてるわけじゃない。そういうのとは違っててかなり自由でひとりひとりが違う方向を向いていることが多いわけ。そういうのはずっと見てて危険な危うい関係なんだなっていうのがあって」
坂「あぁー」
拓「でその危うさが俺から見るとKinKiKidsの魅力、危うさが魅力なんだなと思っていたわけです。あの危うさがたまらない。本当にお前ら仲いいの?って云いたくなる感じがあったりして。
坂「うーん」
拓「そういう危ういところが今も変わんないなと思って」
坂「なるほど」
拓「そういう感じで、だから危険な関係なんだなっていう。
坂「それを男女に置き換えたってこと?」
拓「いや置き換えてない。男男の。」
坂「あっ男男の。そーなんだぁ」
拓「だから渋谷で映画みてるときにふっと君のころ思い出したんだけど今頃何してんだろうとかいって、どうせ俺が風邪ひいたって言っても見舞いに来ないしみたいな。そんな歌」
坂「なるほど。じゃあまさにKinKiKidsなんですね。今日は聴けるんですか?」
拓「楽しみ」
坂「明後日発売ですもんね。明後日KinKiKidsニューアルバムKアルバムに収録されております、吉田拓郎さん作詞作曲で、CHOKKAKUがアレンジです。KinKiKidsで危険な関係」