《光一のオレファン》
光「光一のオレファン もうずいぶん前の話になっちゃいますけど、これは東京都しゃうたんさん『シンガポールグランプリで事故がありセーフティーカーが出ましたよね。一列で走ってる時に蛇行運転をするのはなぜですか。確かセーフティーカーが入ってる時は追い越し禁止ですよね。抜かれる心配がなくても蛇行運転するものなのでしょうか。どうしてだろうと気になったので教えてください』え〜、まあ、セーフティーカーというのは、まず大きな事故が起きたときにレースに支障をきたす場合にセーフティーカーというものが入るわけですね。ま、それ以上に大きな事故の場合は赤旗つって、赤旗中断、またはそのままレースが中止になってしまうこともあるわけですけども。セーフティーカーが出た場合は、追い越し禁止になります、で、その時にじゃあなんで蛇行運転をするのか、これはまあ、何度も話してきたかもしれませんけどタイヤの温度と内圧を守るためですね。セーフティーカーが先頭で走り出すと当然レースペースが落ちるわけですよね。ラップタイムが遅くなるでしょ。そうするとやっぱりF1っていうのは、レースペースにあわせこんだタイヤだったりしますので、そうすると内圧が、内圧ってわかるかな?タイヤの中の圧力が落ちてしまって適切なグリップを得られなくなるわけですね、で、セーフティーカーがいなくなってレース再開したときに、やっぱり適切な内圧、それからタイヤの温度を保ってる状態でレーススタートしないと抜かれてしまいますよね、うまくタイヤの内圧とかを守ってレーススタートすると後ろ、後続の車から抜かれなくなる、もしも自分が内圧とか守れずにレースが再開したら、後ろの車がもしも内圧とかうまく保ってたら後ろの車に抜かれてしまうでしょ、だから蛇行運転することによってタイヤへの摩擦を増やしてあげて温度を保つ、内圧を守ってあげる、そういうのが蛇行運転することに繋がるわけですね。はい、というわけでーす。