《光一のオレファン》
光「光一のオレファン はい、F1に関する、あんまりF1に関するモノではなかったんですけどね、埼玉県のみいさん『こんにちは、初めてメールします。F1はたまに見るくらいなんですがF1のレースで使うタイヤは溝がないように見えるのですが、タイヤに溝はあるのですか、そしてもし溝がないのであったらどうして急に止まることが可能なのですか、教えて頂けたら嬉しいです。これからも応援してます』これほんとに一般の方はそういうふうに思うんですよね、まあ、実際にあの・・晴れている状況下では、溝はありません、表面はつるつるです。一般的に考えるとそっちの方がすべりそうやんって思うわけでしょ。これ大きな間違いでして、摩擦係数なんで、えー、単純に接地面が多い方が摩擦があがるということになりますよね、接地面が少ないとそれだけ、え〜、摩擦が減ってしまう、だから溝なんて必要ないんですね、F1では、レースでは、サーキットでは。だけどじゃあ一般の車、どうなんだという話、一般の車はいちいち雨になったらタイヤを交換するわけにはいかないでしょう?ね?だから、あの一般のタイヤは常に溝の入っているタイヤなわけですけどね、F1では雨が降ったら溝がついてる、しかも、溝付のも2種類ありまして、インターミディエイトといったりするんですけどね、ちょい・・路面がちょい濡れ状態の時なんかは、そのインターミディエイト、で、ばーっと雨がかなり降っちゃって路面がかなり濡れちゃった状態では、まあ、ウェット、ヘビーウェットとかいったりしますけど、雨用のタイヤにはきかえる、これはやっぱり溝がついていると、その溝に水がはいりこむんで、水を掻き出すんでね、その状態で、雨の中でも・・つるつるだったら、水を掻き出さなくなっちゃうんで、スリップを起こしやすくなりますよね。でも晴れている状況の中では、溝がない方がタイヤはグリップがよくなる、これはまあ当たり前のことなんだけど、どうしても逆に考えがちになっちゃうんだよね、だってひっかかりがないじゃん、みたいな。いやいやいや、そうじゃないです。
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