《光一のオレファン》
光「光一のオレファン 神奈川県のマイケルさん『光一さんに質問です、マニアックですがティレルP34について詳しく教えてください』まあ、ティレルP34言っててね、なんやそれって思ってる人数多くいると思いますけど、このティレルP34って言うのは史上初の6輪タイヤのティレルですねえ。これは・・・ま、僕が生まれる前ですよ、1970・・いつだったっけ?そういうね、細かい数字まで細かくオレも覚えてないタイプですけど、76か、77だっけな、そんぐらい。生まれるちょい前ぐらいの時にこれが実際レースで走ったんですね。車と言えば4輪タイヤじゃないかと、思うじゃないですか。このティレルは思いついたのはフォーミュラーカーっていうのはタイヤがむき出しですよね、そのタイヤのむき出しの状態のそのタイヤの空気抵抗、乱気流というのが非常に大きいんですよ、フォーミュラーカーの。マイナス点として。で、このティレルP34この車は、そのタイヤの空気抵抗を減らしたいよねってところからまず始まったそうなんですよね、で、前のタイヤをちっさくすると、ま、言ってみれば流線型に近い形になるじゃないですか、そういった意味で前のタイヤを非常にちいちゃくしてフロントウィングの影にかくれさせるぐらいのタイヤにちっちゃくおさめると、前輪のタイヤの空気抵抗がなくなるんじゃないの、減るんじゃないのって観点から始まったそうなんですね。でもちっちゃくすると当然接地面積が減るわけですから、じゃあどうしようかって考えたのが前に4輪つけてまえ、ちっちゃいタイヤをっていうのが最初の発想だったぽいですね。だから実際問題として、空気抵抗どうのこうのっていうよりもブレーキングが非常によくなったそうなんですね。前輪4輪にすることによって、そっちの効果の方が意外と大きかったっぽかったですねえ。で、実際に優勝もしましたし。
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