《やっぱりボクが悪いんでしょうか?》
剛「続いてこちら、やっぱりボクが悪いんでしょうか?」
光「悪いっ」
剛「いや・・これは、残念ながら、悪く・・ほんと可哀想やからね。あきらくん22歳、ね?これ会話、会話が書いてありますんで読みます『オレ、この前びんたされました。先輩に呼び出されて、と。女の子の先輩に呼び出されて。先輩「私と付き合って」オレ「いきなりっすか」先輩「うん、本当に好きなんやって」オレ「ごめんなさい、ムリっす」先輩「私の何がダメなん?」オレ「ダメっつーか好きじゃないやつと付き合えませんから」先輩「びたーん・・ビンタされて死ね」てんてんてん・・こんな感じです。オレが悪いんでしょうか』」
光「悪くないな」
剛「悪ないやろ?全然悪くないやろ、この子、可哀想やって。付き合って、いきなりですか、ほんま好きやねんて、ごめんなさいむりっす、なんで私のどこがアカンの、いやアカンっていうか、好きちゃうやつと付き合えへんから、バーン!死ね!みたいなことですからぁ、絶対アカンわ、こういう場合FUJIWARA的には、生きるって言うんですけどね、ええ」
光「そかー、これは悪くないわー、全然・・」
剛「いやあ、きついっすねえ」
光「ねえ?そんなん言われて、その威圧に押されてね、じゃあわかりました、付き合いますわって付き合っていいことないと思うで」
剛「絶対ない、うん、絶対ないよ」
光「あなた、あきらくんのムリっすって言って、言ったのは正しかった」
剛「うん、あのさ、よくあるやん、一回付き合ってみたらいいねんって、言うけどオレあんな力ないねんけど」
光「・・・うん」
剛「わかる?よぉさあ、なんか、告白されましたと、ね?でも興味ないと。まさに一緒やな、あきらくん。興味がない・・人として別に嫌いじゃないけど異性としては興味ないみたいな。そんな人にさ、付き合ってっ言われてもさ、付き合えへんやん、そんな話友達にするとさ、え?なんで?って言うねんな。いや、興味ないから。付き合ってみたらいいやん、なんか付き合ってみたら違うかもしれへんからさあ・・・そうかもしれへんけど、すでに興味ないねんからムリやわ・・もったいない〜〜ってみんな言うねんけど」
光「うん〜」
剛「絶対ムリやん〜」


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