言えないですけど、単純な、最低限の知識としては、え〜、最低限っていうかまず基本形からね、タイヤにはまず4種類あるんです、スーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハード、この4種類のタイヤからブリヂストンがこのサーキットにはこの2種類のタイヤが適しているから、それを使ってくれということでその2種類の中でソフト側のタイヤ、ハード側のタイヤという風な言い方をするんですね、で、今のルール上2種類のタイヤをそのレースの間に絶対に一回は履かなきゃいけない、どっちも。っていうルールがあるんですね、これがまあ、うーん、さっきも言ったように一概には言えない部分なんですが、単純なことで言うと、ソフト側のタイヤは要するに発熱性がよくて、非常にグリップもいいタイヤ、だけど耐久性に劣る、わけなんですよ。で、ハード側は発熱しにくくてちょっとグリップ悪いけど長持ちする、というふうに覚えとけばだいたい間違いはないかな、という風に思うんですけど、さっきレースで両方のタイヤ一回は使わなきゃいけないって話しましたけど例えば非常に暑い、高温なサーキット、路面温度も非常に高い状態になっている、そうした場合、ソフトのタイヤだとほんとにすぐタイヤがダメになってしまう、場合があるんですね、そんな場合はハード側のタイヤをずっとメインで使っといて、ソフトはほんとに短いスティント、ピットとピットの間ですね、を作って一瞬だけはくとか、そうすることによって2種のタイヤを1回ずつ使ったことになるんで、そういう風に使う場合もあるし、例えば路面温度が非常に低い場合、例えばこの前のそうですね、ドイツ、ニュルブルクリンクでのサーキットなんかでは、非常にこの時期にしては寒かったんですね
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