剛「でもね、噛まれたいという人が中には何人かいますので、手を突っ込んでわざと噛んでもらったりしてる人はいますね。これ見てください、ウチの子の歯形なんですよってすごい店先で見せられたことがあります。あ、すごい勢いなんですねえって言っときました、ふふふふふ(笑)」
光「おかしい・・おかしい」
剛「ま、その人の言ってるのは、こいつの噛む力がどれだけの勢いがあるのか体感しとかんとアカンって言ってました」
光「は・・ぁ」
剛「どんだけ強いかって。いてぇえっ・・・ってなったあとに、血めっちゃ出んねんけど、いってぇ〜・・ってめっちゃ強いって笑うんですよ」
光「うん、すごいね」
剛「コミュニケーション、最大のコミュニケーション。かまれて血出て」
光「自由ですけどね」
剛「自由やな。でもその噛まれたいっていうのちょっとわかるね、指だけでいいけど」
光「まあな」
剛「実際噛まれてるけどね」
光「うん・・わかるけどなぁ」
剛「気ぃ抜いてる時に噛まれるのと、構えてる時に噛まれるの違うからさ。気ぃ抜いてる時めっちゃびっくりするからね」
光「へえ。コミュニケーションなんてとってくれないと思ってる魚がそういう風にしてコミュニケーションとってくれると確かに嬉しいけどな」
剛「嬉しいよ、ぱくぱく・・つんつんつんとかしてくるからね、うん、寄ってけーへん子は寄ってけーへんから、隅の方に逃げるから、掃除してる時」
光「そらそやろな。普通はそやろな」
剛「普通はそう」
光「そういうイメージや、魚は」
剛「ぶわーって寄ってきて、肘つついたりとか、するんですよ。でもそれで、なぁんやねんって中入ったらびっくりするやろな。どぉしてん、なぁんや言うて、どっぼーん入って、じゃっぼーん・・だって180センチの水槽やったら入れるからさ、オレ」


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