剛「オレ”あ”を書かれへんかった時あった」
光「ああ〜〜っ」
剛「わかる?」
光「わかるっ、わかるわかる」
剛「わかる?なんかさあ、バランスをわからへんなった時」
光「バランスわからへんようになる」
剛「(書いてます)こんな時とか(笑)まれにあるねんて」
光「あの不思議なもんで文字って、ずーっとその文字に集中すると変な字に見えてくる・・ってことない?え。これ何やっけ、この字・・みたいな」
剛「ああ、わかりますわかります。その、そこだけを取るとってことでしょ」
光「そうそう」
剛「ま、例えば京都とかやったら都とかね、そういうのはなんとなく想像付くやん。絵的に、都だけを見てても。でもなんか、例えば出るとかさ、自らの自とかさ」
光「うん」
剛「こういう感じの漢字って・・まあ、ちょっと駄洒落みたいになっちゃって恥ずかしいけど、ずーっと見てると、出るなんて人に見えてくるよね・・・えぇ〜い、みたいな(笑)えぇ〜い、言うてるみたいな」
光「これが字と思えなく見えてくるのよ」
剛「うん」
光「不思議と。人間の脳って面白い」
剛「脳はやっぱり、不思議なとこあるよね」
光「”う”とか”う”とか見てみ?しょうもないサミットの”う”なんか、”つ”に上に棒があるで・・」
剛「ほんまやなあ、っていうか、これが一番しょうもないですねえ」
光「あっはっはっはっは(笑)」
剛「全然伝わらへん、ほんまやなあ」
光「伝わらへんな、これなあ(笑)」
剛「”つ”の上に点がついてるみたいやろ?・・どうでもええ会話ですやんか、正月明けの親戚の会話みたいな・・やっぱ落ち着くねぇ、この家ねえ・・リフォームしてからなんかねえ・・みたいな。どうでもええやんけみたいな、なんか」
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