光「さて、え〜、ドラマリモートが、またね、大変ですよ、撮影が」
剛「大変そうやなあ」
光「あの〜とにかくねえ、なんでしょうね、難しいわ、今回」
剛「・・・・・フカキョンが?」
光「いや、違う違う」
剛「んふふふ(笑)」
光「違いますよ」
剛「いや、だって・・これ、どっちがどうなの?」
光「基本的にフカキョンが主役ですよ」
剛「フカキョンが動くんでしょ?」
光「そうそう。それをオレが陰から指示するんですよ」
剛「じゃあおまえってことや。おまえ、だからカーテンも開けたらアカン」
光「あぁ?」
剛「カーテンも開けたらアカンし、電気もつけたらアカンねん、おまえは。陰の中でずっと・・」
光「ああ、陰のね」
剛「だから、オンエア見ても、あれ?光一くんどこに?・・映ってへんなあ?」
光「台本はそうやってんよ」
剛「ふふふふふ(笑)アカンやんか(笑)」
光「ほんまに」
剛「出る以上・・出なアカンって、それは」
光「台本は、全部声だけやってん」
剛「・・・・・アフレコですの話しやん」
光「そう。”光三郎の声”って全部・・」
剛「うははははは(笑)」
光「全部そうやってん。まず・・例えば、3話やったら、3話の撮影はいる前にその声でのやりとり、声を全部録るんですよ」
剛「おぉ」
光「んで、お互いがお互いの撮影バラバラやん?」
剛「うん」
光「その声を聞きながら・・」
剛「フカキョンはやって、」
光「オレは向こうの声聞きながらやって」
剛「でもフカキョンのは、ロケで同録してるヤツやろ?」
光「でも、それはどっちが先になるかわからんやん?」
剛「ああ、なるほど。おまえが先やったら、フカキョンの声を録らなアカンねや」
光「そうそう」
剛「はっぁーーー」
光「だからとりあえず先に二人で録んねん、声を。これがまためんどくさい」
剛「めんどくさー」