んで夜になると彼らはやってくると。そこをヒットさせるということでね。最近でいえば、ソレが一番近いんですけど、一番でっかいのは前も話ししましたけど、シイラという魚がいてね、1mのシイラを釣ったときは30分格闘しまして、普段僕が思わないことを思ったんですが、鍛えなきゃ・・と思ったんですよね。30分、こんなヤツに1mのヤツにですよ、陸ならオレの方が強いんですよ、でも水中に入ればあいつの方が何百倍も強いわけでそれが腹ただしくなりまして。これはちょっと鍛えなアカンのちゃうかってのがあったんですけど。まあ、吉田建も土屋公平もついに釣りを、はい、僕が巻き込みました。土屋公平はアルバートキング、アルバートコリンズそしてボブマーリーなどを港でラジカセでかけてしまいました。そうすることによって、なんでここ音楽流れてるんだ?って空気になり、あのちょっとカラフルなお兄さんが聞いてるのか?っていう漁師達の眼があり、そして、吉田建はなかなか釣れない自分にどんどんいらだち眉間にしわがより、剛なにがダメなんだ?仕掛けがダメなのか?・・でも仕掛けは完璧ですよと、まあ時間帯じゃないですか?っていうふうにかわしつついたんですが。そうしますと、いやらしくね、全然釣れてない僕達、まあもう一人キューセンという魚をバンバン、キューセンだけをバンバン釣ってた人がいて、クーラーボックスにはキューセンだけが入っていたんですけども、隣の釣り師がメゴチという魚をね、これよかったらどうぞってぽんと入れていったんですよ、で、それも吉田建としては、かちーんと来るわけですよね、こっちは釣れてない、こっちにやるぐらい余裕があんのかおまえは、みたいな。

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